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不動産相続で得た物件を査定するには?査定時のポイントを解説

不動産相続で得た物件を査定するには?査定時のポイントを解説

不動産を相続したあと売却するため査定に出す方が多くいます。
また平等に分けるため、どのくらいの価値があるのか金額を把握するケースもあるでしょう。
査定には机上査定と訪問査定の2種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
この記事では相続した(する)不動産の査定を検討している方に向け、机上査定と訪問査定のメリットデメリット、鑑定による注意点をお伝えします。

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相続した不動産の査定方法:机上査定のメリットとデメリット

相続した不動産の査定方法:机上査定のメリットとデメリット

相続した不動産の査定として、まず挙げられるのが机上査定というものです。
机上査定は築年数や仕様、間取りや立地、過去の取引などをもとに結果を算出していきます。
では机上査定を利用するメリットとして、どのようなことが挙げられるのでしょうか?

スピーディーに結果が出る

机上査定の大きなメリットは、結果がスピーディーに出る点です。
国や不動産会社が所有しているデータを参考にするので、物件の築年数や住所、間取りや床面積などを申告するだけで査定結果を出せます。
「とにかく早く知りたい」という際にも、机上査定がおすすめでしょう。

物件を見なくても価値がわかる

机上査定は、先述した通り物件の築年数や住所、間取りや床面積などを申告するだけでOKです。
そのため担当者が物件を見なくても物件の価値が把握できます。
鍵を開ける必要もありませんし、内覧のための準備(換気や掃除)も不要なので、相続した不動産が遠方にあるときや、内覧に立ち会えない場合にもおすすめです。

不動産会社に足を運んだり面談したりする必要もない

相続したあと不動産会社に足を運んだり面談したりする必要もないのも、机上査定のメリットです。
依頼するときは不動産会社に足を運び、面談してから実施というのが一般的でしたが、机上査定ならインターネットやメールでのやり取りで実施できます。
新型コロナウイルスの流行により、人との接触を控える必要がある今、スタッフとの面談をできるだけ避けたいと思う方も多いのではないでしょうか?
オンライン内見やIT重説も浸透しつつあり、机上査定は今の時代に合った査定方法とも言えます。
このように机上査定にはさまざまなメリットがありますが、その一方でデメリットもあるので注意が必要です。

正確な査定金額ではない

机上査定は物件の概要や過去の取引が参考になるため、現地を見て判断した結果ではありません。
そのため正確な査定結果が出ない点がデメリットです。
過去の取引と一口に言ってもそれは何十年も前の取引かもしれませんし、現在は新しい道路ができたり、開発されたり土地の条件が変わっている可能性もあります。
ある程度の価値を把握したい方にはメリットがありますが、細かな査定金額を知りたい方や、平等に相続したい方には不向きな方法と言えるでしょう。
また複数の会社に査定依頼を出したとき、結果がそれぞれ異なるのもデメリットです。
あくまでも物件の概要や過去の取引をもとに算出されるので、会社によって見方が変わり、金額に違いが出てしまいます。

机上査定の価格で売り出すのはやめた方がいい

机上査定の価格はあくまでも概算になるため、そのままの金額で売り出すのは現実的ではありません。
相続後に売却する場合は、次でお話しする訪問査定を検討しましょう。

相続した不動産の査定方法:訪問査定のメリットとデメリット

相続した不動産の査定方法:訪問査定のメリットとデメリット

訪問査定は物件に足を運び、土地の特性や不動産の現状を見たうえで算出する方法です。
劣化具合や日当たり、土地の形状や周辺環境、道路幅などを実際に見て資産価値を出していきます。
訪問査定のメリットは以下の通りです。

正確な金額を算出できる

先ほどお話しした机上査定と異なり、具体的な資産価値を把握できるのが訪問査定のポイントです。
不動産の査定というのは、建物の状態だけでなく道路や周辺環境が大きく反映されます。
そのため実際に現地をチェックする訪問査定なら、適正な価格を算出できるのです。
「これくらいの価格だろう」ではなく「明確な数字が知りたい」という方にとっても大きなメリットがあるでしょう。
相続人同士で平等に分けたい場合も、訪問査定がおすすめです。

売り出し価格にしてもOK

訪問査定なら結果の信憑性が高いので、売り出し価格に設定してもOKです。
不動産には相場や適性価格があるため、安すぎても高すぎても成約につながりません。
訪問査定で算出された金額は適正金額に近いため、そのまま売り出し価格にする方も多くいます。
相続後に売却する際、多くの方が悩むのが売り出し価格なので、査定時に把握できれば価格決定に悩む時間も削減できますね。

複数の会社へ依頼できる

「訪問査定は複数の不動産会社に依頼できないのでは?」と思う方も多いですが、机上査定と同様、何社かに依頼できます。
そのため1番高く見積もりしてくれたところに依頼してもいいですし、対応の良かったところを選んでもいいでしょう。
またプロのスタッフが査定に来るので、修繕箇所や本当に売却すべきかなど、詳しい話もできます。
相続した(する)不動産をスムーズに売却するためには、不動産会社との連携や相性が大切です。
スタッフと仲を深めておけば、より良い提案をしてもらえるかもしれません。
次に訪問査定のデメリットを見ていきます。

時間がかかる

数時間で結果が出る机上査定と異なり、訪問査定は結果が出るまでに時間がかかります。
面談、現地へ見にいく、結果をまとめて報告といった流れでおこなうので、なかには数週間かかる場合もあるでしょう。
そのため、売却を急ぐ場合や早く価格を知りたい場合は、余裕を持って依頼するのが得策です。

相続後不動産鑑定士に査定依頼するポイント

相続後不動産鑑定士に査定依頼するポイント

相続後、不動産鑑定士に査定依頼するのも1つの方法です。
不動産鑑定士に依頼する際は、以下のポイントをおさえておきましょう。

完成した書類は裁判に使用できる
不動産鑑定士による査定結果(不動産鑑定評価書)は、公的な書類となるため、裁判で使用できるのがポイントです。
相続で万が一トラブルなり裁判になった場合、公的な書類があればそれだけで強みになります。
費用がかかってもいいから公的な書類を残したいという場合は、不動産鑑定士に依頼しましょう。

費用がかかる
机上査定や訪問査定は不動産会社が無料でおこなってくれるのですが、不動産鑑定士に依頼する場合、費用がかかるのが注意点です。
またその費用をだれが支払うのか、相続人のなかから選ばなくてはなりません。
一般的には相続人のなかから1人が代表して依頼・支払いをするので、後日ほかの相続人に対し費用を請求する必要があるでしょう。
不動産鑑定士に査定を依頼した場合は、「いつ依頼したのか」「結果はいつ届いたのか」「費用はいくらなのか」それぞれをメモし、残しておくのがポイントです。
相続後の不動産売却には、不動産鑑定士に対する支払いだけでなく、仲介手数料などさまざまなコストがかかります。
代表者1人だけが損をしないよう、費用の割り振りをあらかじめ決めておくのもポイントになるでしょう。

まとめ

この記事では相続した(する)不動産の査定をテーマに、机上査定と訪問査定のメリットデメリット、鑑定による注意点やポイントをお伝えしました。
机上査定と訪問査定は無料でおこなえる反面、裁判などで使用できる公的な書類にはならず、必要な場合は不動産鑑定士による査定が必要です。
相続人の人数や不動産の状態などによって、適した査定方法を選んでください。

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